上手に活用、不動産担保ローン

不動産の担保価値を知る

不動産担保ローンの申込みをした際、土地や建物など担保となる不動産の担保価値を調べるために、不動産査定が行われます。融資側に担当者がいる場合や専門の業者に依頼する場合がありますが、土地の周囲の環境(角地とか大きな道路に面している、駅からの距離、インフラ整備面や学校や病院、スーパーなどの生活環境の整備)や建物(マンションなら築年数や建物の状態・階数・エスカレーターの有無)の状況などを加味しながら査定が行われます。業者によってはそれぞれ基準に違いがありますので、当然査定額に違いが出てきます。融資を受ける側の個人または企業は不動産に対して素人ですから、提示された不動産の査定(担保価値)を鵜呑みにしていまい、大きな損をすることもあるかもしれません。そのために、事前に担保としたい土地や建物などの市場価格を把握しておくことも、失敗をしないために必要なことだといえます。地元の不動産屋なら、その場所が現在どのくらいの価格で取引が行われているかわかると思いますので、知り合いがいれば聞いてみるのもよいかもしれません。また土地や建物を所有している場合、それらにかかる「固定資産税」からおおよその価格は計算出来ると思います。

不動産査定/建物取引主任資格/不動産鑑定士

不動産関連の資格というと「建物取引主任資格」という言葉をよく耳にします。この「建物取引主任資格」とは国家資格となります。不動産の売買取引に対して、不動産売買の法律的なことから、不動産の状態、支払いの条件などについて説明をするという、売主と買主とのトラブルを防ぐための仲介役の仕事となります。不動産業を開業するためには、必ずこの「建物取引主任資格」を有している人がいなくてはなりません。しかし、土地や建物といった不動産の鑑定評価を行うためには「不動産鑑定士」という国家資格を有することが必要となります。不動産鑑定士は、不動産関連のなかでは非常に難しい国家試験となっています。公的機関からの民間企業・個人まで不動産の評価業務に対してのプロといえます。実際に不動産担保ローン契約を結ぶ際にはこの「不動産鑑定士」によって不動産の鑑定が行われ評価が決まります。事前に依頼して鑑定してもらうにはもちろん費用がかかりますが、所有している土地や建物の不動産価格がわかれば、融資がどの位の金額を受けられるかの目安にもなりますし、また融資側の提示した不動産の価格と開きがあった場合にも、交渉の手助けとなります。

固定資産税と固定資産評価基準

「固定資産税」とは所有している土地や建物に対して支払う地方税となります。「固定資産税額」は国が定めた「固定資産評価基準」に基づき市町村が決定します。土地は市場価格(公示)の60%から70%に課税標準が設定されているようです。この課税標準に1.4%をかけた金額が税額となります。建物は建築費の50%から70%の設定となっていますが、新築または増築した際に査定され決定されます。建物については築年数を経るに従って、建物自体の価値は減少するので、評価も下がり固定資産税額も下がることになります。市町村の税務課で「固定資産税評価額台帳」を閲覧することができますので、土地や建物の固定資産税評価額を知ることもできます。固定資産評価基準は3年に1度見直しが行われ、その見直しに従って「固定資産税」の見直しもされることになります。固定資産税のほかに、1月1日現在で都市計画区域内に土地や建物などを所有している場合にかかる地方税で「都市計画税」というものもあります。

お役立ちサイト

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